最終更新日:2022/08/27
外部の仕上げは1階部分は椹(さわら)の板を縦張りにして押し縁で押さえ、2階部分は白い漆喰で仕上げました。
2階部分は目地無しの塗り壁なのでクラックの入る可能性が非常に大きく、ベースBラス工法を採用しました。
少し専門用語的な表現になりますが、予め工場で生産されたラス網を入れた7㎜の軽量モルタルの板を張り付けた後8㎜のモルタルを現場で塗り、その上に仕上げの漆喰を塗ります。この工法で施工された多くの現場を確認しましたが、私の知る範囲でクラックが入った家は一軒も有りませんでした。
そして完成した外観
漆喰は仕上がり時少し色むらが有る様に感じましたが、4年ほど経ち全くムラが無くなり完成時より綺麗になった感じがします。
また私の家は風雨に強い材料で仕上げましたが日射遮蔽の対策も含め軒を2尺(60㎝)出しました。軒を出せば工事費は少し増えますが、これにより外壁は汚れにくくなり耐久性を増す事ができるので長期で考えれば経費を押さえる事ができます。